気ままに日向坂

日向坂46のコンサート(セットリスト)についてをメインに、音楽活動について思ったことを書いていきます

日向坂には解散してほしくないけど解散してほしい

というのも、5/5に発表された『声の足跡』のMVで使われた、過去の振り付け・MV・映像・写真を用いた演出が「グループ解散の直前を彷彿とさせるだけ」であって、実際にはそんなことないというか寧ろ「今年こそ東京ドームコンサートをやるぞ」という意気込みと「夢が叶う前に改めて襟を正そう」みたいな意味合いがあるだけだと思う。

 

でも正直、過去を振り返るには早すぎない?とは思った。というかここ1年ぐらいそういうイベントが多かった。

 

前身グループの結成から改名以降まで振り返った『3年目のデビュー』だけじゃなくて、『ユニット祭り2021』と『2回目のひな誕祭』もひらがなけやき時代の楽曲を中心に構成されていて、映画に続いて「過去を懐かしむ」みたいなイベントだった。まあコンサートに関してはコンテンツ作りに苦労してたコロナ禍において、そしてちゃんとしたリアルコンサートが出来ない中で配信でも楽しめる方法はないかなど、暗中模索の結果だと思うから、このようなイベントが続いたのは偶然といえば偶然。そして今回。

 

つまり、日向坂第1章はドームコンサートで終わりなので、いかに綺麗に締められるか。

でも裏テーマとして、本当にグループの解散が決まっているとしたら面白い。

 

(ここからは陰謀論になるけど)グループの活動期間が3年とかで決まってて、学校みたいに全員が日向坂の一期生として入学して3年経ったら全員で卒業する。解散だけど解散じゃない、卒業だけど卒業じゃない、みたいな。3月末にデビューしたのは学校をイメージしたから?きっちり3年で終わらせるため?

 

日本のアイドル業界は、K-POPだけじゃなくNiziUやJO1などのJapanese-KPOPの台頭によってさらに混沌としてきた。メイドインジャパンの純正ジャパニーズアイドルグループがいよいよ「愛想がある、対応力がある、擬態出来る、パーソナリティを消費するだけのアイドル」に成り下がりかねない。さらに時代の流れもここ数年さらに加速して、今まで以上に全ての事象の未来が見えなくなった。

 

アイドルグループもメンバーを固定した方がいいのか否か、活動期間を定めた方がいいのか否かさらに分からなくなった。日向坂46もこれまでの大所帯女性アイドルグループみたいに、屋号を残すためにメンバーを流動させた方がいいのか議論されているが、私は、メンバーをこれ以上追加しない方針に振り切った方がいいと思う(何も特に珍しい意見ではないが)。

つまり、日向坂46は彼女たち以外成立しない。3期生まで締め切り。なぜなら日向坂46は予め用意されてたものに当てはめたグループではなくて、彼女たちのために作られた彼女たちのためのものだから、世間一般の子が日向坂に入る(加入させる)理由がない(現メンバーがメンバー追加のアナウンスがあったらどういう反応するかは気になるが)。

だから、このメンバーで行けるとこまで行って(5大ドームをやる・スタジアム公演バンバンやる・海外公演やるetc)、落ち目になる前にグループを閉じるか、もしくは卒業制度を廃止(加入メンバーを増やして半ば強制的に押し出される形の卒業も廃止)して例えば「25歳になったらバレない程度に恋愛していいよ」(今本当に禁止してるかは分からない)とか「30歳になったら結婚出産もいいよ」とか、「日向坂にいたい」「このメンバー・この人たちとずっと一緒にいたい」みたいな気持ちを形にする(永遠を作る)か。ここまで振り切ってほしい。じゃないと今までと同じようなグループになってしまうし、時代にそぐわない操り人形グループになってしまう。

 

私は永遠を作ってほしいと思うが、人気絶頂期に解散してほしいとも思う。でも後者は日向坂には似合わないかなぁ。でももし東京ドームで解散発表をしたら感嘆の拍手をするだろうな。

いやでもやっぱり全国のスタジアムを埋め尽くす最強グループにまで行ってほしいし、野外ライブも似合いそうだからそこまで行ったら解散でもいいかもなぁ。

いやでもやっぱり30代になっても22人誰一人欠けることなくひなあいをやっててほしい願望もある。キリがないね。

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最高到達点で解散して最高の状態を保存するか、卒業制度を廃止して恋愛結婚出産を経て永遠を作るか。