気ままに日向坂

日向坂46のコンサート(セットリスト)についてをメインに、音楽活動について思ったことを書いていきます

日向坂46「全国おひさま化計画 2021」セットリスト考案大会

乃木坂46の東京ドーム公演延期のニュースを見て「日向坂の秋ツアーはどうなるかな」と心配していたのですが、ツアー初日1週間を切っても延期や中止のアナウンスがされないので大丈夫そうですね。

 

さてこのブログでは度々セットリストについて考えていますが、この『全国おひさま化計画 2021』に関しても取り組んでいきます。

 

日向坂のコンサートは主に演劇とライブパフォーマンスを融合させた特徴的なタイプなので、このタイプに当てはめてセットリストを考えたり予想するのはめちゃくちゃ難しい。寧ろ、どういう物語(台本)なのかが事前に分からないため不可能。それに、コンサートタイトルだけでそのコンサートがどんなタイプなのか(上述した日向坂っぽいものになるのか・スタンダードなタイプになるのか)分かってしまうので、これまでのオンラインライブまではセトリを考えることすらためらっていた。

しかし、今回のツアータイトルは『全国おひさま化計画 2021』だ。この情報からはいつものようなタイプのコンサートになるとは予想しづらいのではないだろうか。つまり、『W-KEYAKI FES』や『2回目のひな誕祭』のようなスタンダードなタイプだ。早速考えていこう。

 

まずこれまでの日向坂のコンサートの特徴を大雑把に挙げたい。

  1. 披露曲数は18曲~25曲
  2. 最初のMCまでは約3曲
  3. 着替え待ちのMCが多い
  4. アンコールは3曲まで

基本的にこれに準じて考えてみる。

ポイントは、ツアータイトルが『全国おひさま化計画 2021』なので、マニアックな曲(特に『走り出す瞬間』の楽曲)をどこまでやるかだ。新規のために有名曲中心で構成していくのか(初全国ツアー・久しぶりの有観客なので、全国のおひさまは例え有名曲でも生で観たいと思っているかもしれない)、ちゃんと変化球入れて緩急をつけてくるのか。私は、ひらがな時代と合わせてもそこまで持ち曲は多くないので全然後者でもいいと思うが、まだまだコロナ騒動が収まらないことに伴ってコンサートの作り方も変えざるを得ない状況になったことで(大声を出すよう煽れなくなった等)、ライブ定番曲たちの「配置」と「どれかを思い切って歌わない決断力」みたいなものがカギになると考える。

 

また、大所帯アイドルの全国ツアーなのでセットリストを一つに絞ることは出来ない。それは、特にユニット曲が会場ごとで違うことが予想出来るからだ。

だから今回は、全体曲と期生曲は「マストで推していきたい」ユニット曲・ソロ曲は「ちゃんとした根拠はないけど推していきたい」というイメージで選曲しました。文字色は前者が黒、後者はとなっています。

 

 

01. Overture
02. 青春の馬
03. 膨大な夢に押し潰されて
04. NO WAR in the future
05. 君しか勝たん

- MC 1

06. 酸っぱい自己嫌悪
07. 線香花火が消えるまで
08. My god(1期生)
09. 沈黙が愛なら(2期生)
10. Right?(3期生)
11. ホントの時間
12. JOYFUL LOVE
13. 何度でも何度でも

- MC 2

14. 嘆きのDelete
15. どうして雨だと言ったんだろう?
16. 沈黙した恋人よ

- VCR 1
17. 声の足跡
18. 車輪が軋むように君が泣く
19. ドレミソラシド
20. キツネ
21. キュン
22. 日向坂


E01. ハッピーオーラ

- MC 3

E02. ってか

- MC 4

E03. 約束の卵

E04. 誰よりも高く跳べ!

 

東京ドームコンサートのセトリを考えた時とは違って一貫性ほとんど無視で「繋がりや流れが気持ちいい」とか「この曲はこの位置で機能する・しない」みたいな感覚のみで考えました。以下解説します。

 

01〜05ブロック

02. 青春の馬:ツアータイトルにあやかって「日向坂といえばこの曲」という曲から始めたかった。キュンとかドレミで始めるにはつまらなすぎるし、ジョイラで幕開けする勇気もないので、無難にこの曲かなという感じ。ていうか日向坂は1曲目適性のある曲が少ない。

03. 膨大な夢に押し潰されて:今回1番難しかったのは2曲目。実は2曲目は1曲目より難しくて大切。2曲目にどんなテイストの曲を持ってくるかで3曲目4曲目も変わってくるし、個人的にはセトリの良し悪しをオープニングブロックで決めることが多いので、めちゃくちゃ悩みました。最初は、[馬→ソンコト→no war →しかたん]で行こうと思ったのですが、02〜04までがちょっとくどいかなと思ったんですよね。だったらno warを2曲目にしてオープニングブロックを3曲で終わらそうかなとも思ったんですけど、楽曲一覧を見ててちょうどいい曲があったので入れました。この曲は大雑把な系統としては青春の馬系統なので2曲続けても大丈夫かなという感じです。上述した「くどいかな」というのは、アリーナクラスで盛り上がる系統を3曲連続でやるのはさすがに長いかなという意味です(A+B+B+Bではくどい、A+A+B+Bなら大丈夫という感じ、伝われ、いつか記事にしたい)。
04. NO WAR in the future:盛り上がる曲の中でも、キラキラニコニコ系ではなくこの曲みたいなカッチリ系が欲しかったためこの位置です。
05. 君しか勝たん:キラキラニコニコ系の一つ。「最新シングル(特にアップナンバー)はオープニングブロックの3曲目4曲目に入れると映える」と2011年に松潤が教えてくれたのでこの位置です。

 

06〜13ブロック

06. 酸っぱい自己嫌悪:クールダウン。未発売だけど6thから歌っちゃっても大丈夫でしょ。こさかながいたら2002年組の曲でもいいかもしれません。
07. 線香花火が消えるまで:まあやるでしょ、みんなも観たいだろうし、という感じ。ひらがなからちょっと選びたかったのとアクセント的な意味合いも。観客のどよめき待ち。
08. My god:期生曲はそれぞれ違うシングルから選んでます。07からの流れで聴きやすいのと去年のアルバム期間で影山も参加してるのでちょうどいいかなと。どうする×3をやるなら「オープニングブロックを10曲ぐらいにして1日のピークを作る」みたいに、勢いをさらに加速させる配置で使いたかったのですが以前のドームセトリ案みたいだったのでやめました。代案は『永遠の白線』、次点で『どうする?どうする?どうする?』、次点で『耳に落ちる涙』でした。
09. 沈黙が愛なら:個人的にめちゃくちゃ聴きたい曲なんだけど春夏曲だから季節感無視。でもdash&rushよりこっちだなぁ。候補だったセカサンはまた別会場でやればいいと思う(適当)。
10. Right?:さすがに5thからやっとくか、という感じ。季節的にも夏ジャムよりこっちがいい。ちなみに、ひなのソロ+たまぐち(死語?)で『キレイになりたい』の案、4人で『Cage』の案もあった。
11. ホントの時間:3期生待ち。嵐のコンサートでいうと国立2010の『let me down』。今回は馬が1曲目だけど、将来的には、[馬→ホント→ジョイラ→車輪→ときめき草]で本編締めたいぐらいめちゃくちゃ好きな曲だから、個人的にはめちゃくちゃ贅沢な使い方。
12. JOYFUL LOVE:終盤じゃなくてここらへんでやってみたかった。東京ドームなら終盤に使っても許すけど、秋ツアーぐらいならちょっとイレギュラーなところに入れてもいいでしょ。
13. 何度でも何度でも:前半戦を締めるにはちょうどいい曲が発表されましたね。ピースフル過ぎないところがちょうどいい。馬・足跡系列。

 

14〜16ブロック

14. 嘆きのDelete:有観客では初披露なので入れました。山崎邦正プロデュースみたいなイントロで毎回笑ってしまう。
15. どうして雨だと言ったんだろう?:私のセトリでは2021秋ツアーの主役は加藤史帆です。14~16はまるで加藤史帆を中心に日向坂が動いてるみたいなセトリです。14をメインステージで歌い終えたらみーぱんと京子が上手下手からそれぞれリフトアップで登場する、みたいな。さすがにかとしが体力的にキツいのでライブサイズです。
16. 沈黙した恋人よ:セトリ考えてる時に[沈恋→足跡→車輪]の流れを一番最初に思いつきました。音の流れとしてはとてもスムーズで、終盤特有の「コンサート終わっちゃう寂しさ」もある。上記ではこの曲の後にVCRを入れたけど別に入れなくてもいい。14から出ずっぱりのかとしのために、ここはかとしだけ口パクでもいいんじゃないでしょうかね、もちろんちゃんとレコーディングし直して。

 

17〜22ブロック

17. 声の足跡:「今年の日向坂の代表曲」というか、去年が馬なら今年はこれかなみたいな曲なので、コンサート終盤でキメちゃいましょう。ちなみに6thの全員曲が表題含めてあと3曲控えてるのでもしかしたら足跡を上回る曲が出るかもしれませんね。
18. 車輪が軋むように君が泣く:映画で聴いてからちゃんと好きになった曲。コンサート終盤のキメるブロックは、キメる曲(馬足跡系列)の後ろが肝心。以前このブログで、『声の足跡』のMVが「ドームコンまで改めて襟を正そうという意味が込められてるのではないか」と言ったとおり、この曲に東京ドームという意味があると仮定したならこの曲のあとに『約束の卵』をやっても面白いかもしれない。
19. ドレミソラシド:ラストスパートです。ハピネスに行きましょう。音源に収録されてる雨の音も会場に響かせて観客に期待させていきます。最後は楽しく!
20. キツネ:日向坂のコンサートは曲間を長く取りすぎるところが個人的に好きじゃないので、"ファがない"が終わったらすぐイントロ入れましょう(ひなくり2019よりもワンテンポ早く)。フルサイズでボルテージを戻します。

21. キュン:20〜21でガンガン会場周っちゃいましょう。フルサイズで。
22. 日向坂:SMAP2003ライブのアンコール、『がんばりましょう』のイントロの直前に中居くんが叫んだ「こんばんは!SMAPでーーす!!」が大好きなので、『日向坂』のイントロ直前でキャプテンに「みなさんこんばんはー!私たちが日向坂46でーす!」ってやってほしい。

 

アンコールブロック

E01. ハッピーオーラ:ひなくり2019の[誰跳べ→期待]、3rd記念の[誰跳べ→半分]みたいに、せっかくハピネスに盛り上げたのにそれを壊しちゃうような曲を並べるようなことはしたくないので、まずは無難にこの曲ですね。ていうかなぜアンコールに入ってまで上述したカッコいい系の曲をやったのか、マジで理解不能

E02. ってか:どうやら14日に6thの詳細が出るらしいのでツアーでも披露していくのかなと思ってこのセトリにも入れてみました。表題曲以外にもある2曲の全体曲は、約束の卵のアンサーソング的なのを収録してきそうだな。(9/15追記:ちゃんとツアー初日前日に音源が発表されてよかった。早く残りの全体曲も解禁してほしい。)

E03. 約束の卵:まあ茶番ですよね。ドームまでは我慢。

E04. 誰よりも高く跳べ!:卵で締めるのは嫌なのでせめてこの曲で楽しく終わりたい。声を出すように煽るのが無理ならジャンプしてもらうよう煽ればよさそう(適当)。

 

終わりに

考えてて注意したのは、「KEYAKI-FESみたいな5th中心の構成にしないこと」と「奇を衒うような作りにしすぎないこと」です。なので見た目は無難で普通です。

ですが、正直難しかったですね。アルバムを引っ提げるわけでもコンセプトが詳細なわけでもない。全国民をおひさまにするには(来る人は基本既におひさまなんだけど)、シングル・カップリング1番手・人気曲を中心に組むことが正解であるとは限らないし、だからといってニッチな選曲に振り切ることも出来ない。さらに新曲もあまり増えてない中でコンサートだけどんどん開催されるから、私みたいなお遊びで考える身としてはアイデアがなくなってくるので考えづらい(ソニー種花がそう思ってるかは知らん)。

なので、2周年ライブでユニット曲3つを発表したのが功を奏していて、このタイミングで6thもアナウンスされて、ソニー種花もコンサートに限っていえばなんとかなってそう。それに6th表題もツアー初日前日に発表されそうだし、カップリング1番手も公開されて、なんとか飽きさせない努力をしている印象。これはまたブログに書きます。

 

こんな感じで、演劇がないスタンダードなタイプのコンサートを願望込みで予想して考えてみたけど、蓋を開けてみたらいつもみたいにまた1曲ごとに演劇やり始めたらブチギレそう。なんならドームコンでもやりかねん。

 

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